Thursday, September 21, 2006
Reiner Riedler
1968年オーストリア (Austria) のグムンデン (Gmunden) 生まれ。
どことなく奇妙なportfolio、portraitなど。
Reiner Riedler
Anzenberger Gallery
Galerie Fotohof
artnet
Hardy Burmeier
ドイツのデトモルト (Detmold) / リッペ (Lippe) 生まれ。
デジタル加工されたレトロでユーモア溢れるお馬の写真。
ちょっとブラックな部分もあって面白い。
Digital Art Frankfurt
Vintage Works - Anonymous
19世紀から20世紀にかけて世界各国で撮られた写真を販売している会社のサイト。
無名の写真家や既に亡くなっている写真家から、今現在も活躍している写真家まで、Masterworksにふさわしいものを取り扱っている。
ここで見つけた人を既に何人かpostしていて、今後も何人かpostすることになると思うけど、今回はブクマしている名も無き写真家の写真をいくつか一緒にpost。
上から、
Anonymous - 1
1911年頃アメリカで撮られた彗星の写真。
Comet (Yerkes Observatory)
Anonymous - 2
1930年代のフランスの歯に関係した(歯医者か歯磨き粉かな)広告写真。
Dental's Looping Pierrely
Anonymous (French) - 3
フランス人によって撮影された、アフリカのtribeの男。
頭の羽飾り、引き締まり艶やかに太陽の光を受ける男の体と肩にかけた細く長いライフル、いい写真だ。
African Tribesman with Flintlock Rifle
Anonymous - 4
1910年の1月10日から20日にかけてLAにおいて行われた、アメリカ最初期の国際的な航空ショーで撮影された写真。
First Major Air Show in U.S. at Dominguez Field, Los Angeles
Peer Hanslik
ベルリン在住。
画像漁りを再開してすぐくらいに見つけて、すっかり忘れていた。
夏、終わっちゃったじゃん。
この方も画像が小さめのものが多い。
Peer Hanslik
stern.de
robert morat | galerie
images.de 大きい画像を見るためには登録が必要なのかな?
art49.com
Monday, September 18, 2006
Jean Benoit
1922年ケベック (Quebec) 生まれ、1947年にパリへ移住。
仮定の話ほど無意味なものはないと思うのだが、Jean Benoitが日本に生まれていたら、芸術家にはならず特撮もののdesignerとかになっていて、eroticismを臭わせる造形物で、幼い頃にトラウマ受けたものを大量に作り出し、今頃はトラウマ受けた一部人たちに崇め奉られていたりしたんじゃないだろうか。
特撮ものって詳しくはないんだけど、eroticism造形の系譜ってのがあんまりないんじゃないのかな。
特撮の創世記にこういう人が数人いたら、面白いことになってたんだろうな。
surrealist links
Vivid Surrealism
artnet
Eleanor Davis
アリゾナ州ツーソン (Tucson) 生まれ。
また勝手に作者の住んでいるところを東欧だと決めつけていた。
アメリカっすか。
選んだ2つの作品は、もう少し秋が深まった頃にpostした方がいい雰囲気の作品かな。
Eleanor Davis
Friday, September 15, 2006
Arno Fischer
1927年ベルリン生まれ、ライプツィヒ在住。
この写真は、確かBogdana Dziworskiの写真を漁っていた時に出会ったんだと思う。
撮られた場所がベルリンっていうのは分かっているんだけど、見るたびにイタリアっぽいと思ってしまう。
何ででしょ。
今日はこれのみ。
FOTOTAPETA
Connewitzer Verlagsbuchhandlung
Goethe-Institut Singapur
robert morat | galerie
Wednesday, September 13, 2006
Matthew Hayes
1980年カリフォルニアのBay Area (Bay Areaって、主としてサンフランシスコの一画を指すことが多い思うんだけど、この場合は、サンフランシスコって明示してないから、カリフォルニアの湾岸地区って捉えた方がいいんだろうか)生まれ、オークランド (Oakland) 在住。
Matthew Hayesが最初に注目を浴びた"Lost on Route 93"というシリーズは、アリゾナのフェニックス (Phoenix) あたりから、カナダのアルバータ (Alberta) に向かってのびるハイウェイ"Route 93"沿いに暮らす人々のドキュメンタリで、道はどこかへ続いているものだけど、何がしかの理由で、例えば家族を重んじる人間関係であったり、宗教であったり、人種的な問題であったり、そうした様々な理由で土地に縛り付けられ、酒に溺れ、薬物中毒になり、そこから抜け出せない、そんな絶望的な背景下にいる人々をb/wの写真で撮っている。
ボクが最初に見たMatthew Hayesの写真のもこのシリーズで、どこかのlinkからBlueeyes Magazineに初めていったときに出会い、Blueeyes Magazineからは、予定が狂ってTomas Munitaが最初になったのだけど、このMatthew Hayesを最初にpostするつもりでいた。
大分遅くなってしまったけど、ようやくpost。
blogの更新に係りっきりでしばらく見られないでいた、Blueeyes Magazineをやっと見たのだけど、本当にノリノリで素晴らしい。
Blueeyes Magazine
Eddie Adams Workshop
Sarah Nind
1957年ボルネオ (Borneo)(カリマンタン(Kalimantan)) 生まれ。
世界が、黄金色/琥珀色に見えてしまうartist系の人。
Centre for Contemporary Canadian Art
Newzones
Christian Marclay
1955年アメリカ生まれ、スイス育ち。
Christian Marclayの美術関係の情報のみ先にまとめておく。
音楽関係はそのうちまとめたいのでその時にでも。
ご多分に漏れず、Christian Marclayのことはturntablistとして知ったのだが、それがどこでだったのか記憶が曖昧で、大友良英経由だったのか、それともまったくそれと関係なく知ったのか、どうにも思い出せないのだが(どっちでもいいんだけど、思い出せないのが気持ち悪い)、installationなどをおこなうartistでもあるってことを知ったのは少し後のことだった。
Christian Marclayとartについては、VOIDに實松亮って人がインタビュアを務めた素晴らしいインタビューがあるので、そこを参照にして頂くといいかも。
Christian Marclayがmusicとartについてどう考えていのるかもよく分かると思う。
MoMA
artnet
Ming-Yuen S. Ma
Medien Kunst Netz
VOID
Monday, September 11, 2006
Chema Madoz
1958年スペインのマドリッド(Madrid)生まれ。
シンプルに見えるが、とても抽象度の高い写真。
それを、一見抽象的でもなんでもないように、時にユーモラスに見せてしまう、これは大変なことだ。
Chema Madoz
Castalie
Photographs Do Not Bend Gallery
LISA SETTE GALLERY
Jeff Cowen
1966NY生まれ、パリ在住。
Larry ClarkやRalph Gibsonのアシスタントを元々していた人。
Cubaの写真など。
もう少し大きなサイズで見たい。
lens culture
lens culture
Karel Bingen
オランダのローアモンド (Roermond) 在住。
写真のサイズは、普通のものに比べやや横長のもの(多分このサイズのことは、panoramaと呼ばないのではないかと思うのだが、写真について詳しくないので実際のところは分からない)なのだが、ちょうどいい感じに収まっている。
Karel Bingen
PhotoNet.nl
Saturday, September 09, 2006
Jules Greenberg
サンフランシスコ在住 。
Jules Greenbergが撮る鳥の剥製の写真は、やたらと美しく存在感がある。
作品集があれば買うんだけどな。
鳥の写真は他にもまだあるのだが、今回はこの辺で。
Jules Greenberg
Photolucida
images against war
blue sky gallery
John Buck
1946年アイオワ(Iowa)生まれ、モンタナ州(Montana)ボズマン(Bozeman)在住 。
彫刻家(sculptor)兼版画家(printmaker)。
彫刻は寄生獣に出てきそうなスタイル。
Shark's Ink
Anne Reed Gallery
artnet
Michael O'Neill
アメリカ在住。
Julia RobertsやTom Cruiseなど1000人のcelebritiesを撮影してきた有名な写真家。
動物を撮った写真をもっと見たいのだが、あまりない。
私の実家はかなりの田舎なのだが、もうかなり前のことだ。
学生服を着ていたので秋だったと思うのだが、夕方馬鹿でかい蝙蝠みたいなものがヨタヨタと夕闇の中、さほど高くない場所を飛んでいた。
あまりに頼りない飛び方なので、これなら捕まえられそうだと思い、学生服を脱いで、その飛んでいる大きな蝙蝠のようなものに投げつけた。
果たして、本当にヨタヨタしていたので、その巨大蝙蝠は一発で捕獲できたのだが、確認するとそれは蝙蝠ではなく、まだ羽が生え揃って間もない梟だった。
これがムチャクチャかわいいやつで、今ならまだ幼いし、これなら手乗り梟にできるはずだと思い、喜び勇んで家に連れ帰ったのだが、ちょうど仕事から帰ってきた父親が、なんとか条例とやらで梟は保護されているので飼っちゃいけないんだと言い出した。
そんなもの言わなきゃバレないじゃんと言っても頑固親父がいうことを聞いてくれるわけもなく、翌日山に返すことになったのだが、ある悲劇のためそれも叶わなかった。
思い出すと泣けてくるなぁ、という思い出と共に梟の画像。
Michael O'Neill
Brenda Edelson
John Stevenson Gallery
Global Icons
Joseph Cornell
Joseph Cornell (ジョセフ・コーネル)
1903年アメリカ生まれ、1973年没。
Joseph Cornellの作品は、ジワジワ好きになっていくタイプのものではなく、見た瞬間に好きになることが多いいのではないかと思う。
ボクがいつ頃、Joseph Cornellのことを知り、魅せられたのが確かな記憶があった。
それは、ある雑誌のコラムがきっかけで、その時のコラムは切り抜いて未だに持っていて、折にふれて、見返したりしていたのだけど、それが間違っていたことが数年前に分かった。
まあそれはともかく、しばらく前までは、今のようにGoogleで簡単に情報を得られるような、そんな便利な時代ではなかったので、たまに何かの機会にJoseph Cornellの作品を雑誌などで見ることはあっても、作品集や資料などを探し回ったりはしなかった。
随分年月が流れ、2001年か2002年頃のことだったと思うのだが、書店の洋書コーナーをウロウロしている時に、ふと目に付いたのが、Joseph Cornellの作品が表紙に使われている"A Convergence of Birds"という本で、サブタイトルに"Original Fiction and Poetry Inspired by Joseph Cornell"とあったので、早速手に取りパラパラと捲ってみると、中には葉書よりやや大きめの、Joseph Cornellの作品がプリントされたカードが数ページおきに貼り付けてあり(今数えてみたら27枚ほどあった)、あまりに突然のことだったので、最初は呆然としたのだけど、それを時間をかけて何度も見返した。
そして、このJonathan Safran Foerが編集し、Joyce Carol OatesやRobert Coover、Siri Hustvedtなど22人が参加した美しい本を買うことにし、ふとこの本が置いてあった場所の隣を見てみると、もう一冊、Joseph Cornellの作品を使ったハードカバーの本があったので、そちらも手に取って見てみたのだが、図版が小さく少なめだったので(記憶の中ではこうなのだけど、実際は分からない)、"A Convergence of Birds : Original Fiction and Poetry Inspired by Joseph Cornell"だけをレジに持っていき、購入したのだった。
それから1、2年後、書店で『コーネルの箱 "Dime-Store Alchemy: The Art of Joseph Cornell"』という真っ黒な背表紙の本を新刊コーナーで見かた。チャールズ・シミック(Charles Simic)という見慣れない名前の作家の本。
中身を確かめてみると、あまり大きくはないが、多くの図版(もちろんJoseph Cornellの作品)が、シミックの短い散文の切れ目ごとに挿入されている、美しい仕上がりの本だった。
散文は1頁ないしは2頁しかない短いものが殆ど。短いので、その場でいくつか読んでみたのだが、静かな訳文から、サイレント映画を観ているような気分になった。
柴田元幸による――そう書くのが遅くなったが、この本はは柴田元幸が翻訳している――あとがきを読むと、いきなり映画のエピソードから始まっていたので、他人にはどうでもいいようなシンクロニシティを感じ、思わず苦笑い。それも束の間、映画のエピソードのオチに当たるダリの行動に声を出して笑いそうになった。
これはまずいと思ったので、本をレジへ持っていき、近くのパスタ屋で、あとがきの続きを読み始めた。
チャールズ・シミックという作家が、詩人で、すでにこの本の訳者でもある柴田元幸によって1冊翻訳されていること、この『コーネルの箱』は、詩人などが芸術家について論じるシリーズの中の1冊であることなどを知ったのだ。
このあとがきの後ろの方で柴田元幸は、先の"A Convergence of Birds : Original Fiction and Poetry Inspired by Joseph Cornell"についても少し触れている。
あとがきを読み終わったボクは、あの時、書店の洋書コーナーで手に取ったけど買わなかった方のJoseph Cornellの本は、この『コーネルの箱』だったのではないかと思い返し、パスタを食べながら、あの本を買わなかったことを後悔をしたのだった。
長々とかいたわりに、まったく中身がなくて、書いた自分自身が驚いているのだが、書き換えるの面倒だしどうしよう、と思っているうちに、2日も更新をサボっていた。
この前のエントリが、鳥籠で終わったので、次は絶対に鳥関係で、と思い込んだために、融通の利かないボクの思考はここで足踏みしていたわけだ。
せっかくなので、Joseph Cornellについてもう1つ、どうでもいいようなことを書いて冒頭に繋げてみよう。
ウィリアム・ギブスン (William Gibson)の第二長編『カウント・ゼロ "Count Zero"』にこのJoseph Cornellが、テーマに沿うような形で言及されている場面がいくつか登場する。
このことを知ったのは、実は2chのJoseph Cornellのスレで、これを知ったときはかなり驚き、どれだけか分からないぶりに、『カウント・ゼロ』を引っ張り出し読み返した。
どういう形で言及されているのか、もう少し踏み込んで書こうと思ったのだが、肝心の『カウント・ゼロ』が見当たらない。
よくあることだが、必要な時に必要な本は行方不明になる。
まあ、とにかく、記憶にはなかったとはいえ、Joseph Cornellの名前に初めて触れたのが、『カウント・ゼロ』が判明してめでたしめでたし、っていうこれまた他人にはどうでもいいエピソード、おしまい。
にしても、スプロール三部作時代のギブスンはかっこいい。
Wikipedia
Giorgio De Chirico
ibiblio
Guggenheim Collection
California Institute of the Arts
Tuesday, September 05, 2006
Torsten Warmuth
1968ドイツのチューリンゲン州(Thuringia)生まれ。
おそらく、ある時代においておこなわれたであろう、Actionを写真に写し撮ろうとすることの絶望的な努力、を再現しているかのような写真を撮っている、というのがTorsten Warmuthの写真に関する感想なのだが、果てして「Actionを写真に写し撮ろうとすることの絶望的な努力」なんてことがおこなわれた時代などがあったのか、まったく知らないので、ただの思いつきの印象でしかない。
この数台の電車の写真は、どこかF・W・ムルナウ(F.W. Murnau)のサイレント映画『サンライズ"Sunrise"』の電車の登場シーンを思い出させる(まあ、実際に見比べると、全然違っていそうなのだが)。
Torsten Warmuth
artnet
Mala Galeria
Photography-now.com
EASTSIDE GALLERY
Erik Gould
アメリカのロードアイランド州(Rhode Island)ポータケット(Pawtucket)在住。
なんとなく面白そうな写真を撮ってそうなので、ブクマしていたのだけど、サイトからlinkしてある、Erik GouldのFlickrを見て吃驚。
モロにわたくしめのストライクゾーン。
画像を落としながら、至福の時を過ごさせて頂きました。
こういうtypologicalな作品群は、見るのが本当に楽しい。
Erik Gould
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